Paper 039: 経済学国際ジャーナルにおけるMethodの章のコーパス分析
中谷安男 法政大学経済学部 日本
Keywords: Academic Writing, Economics Journal Corpus, Research Methods, Applicability of Corpus Linguistics
Abstract
競争力の高い国際ジャーナルに論文が掲載されるためには,研究の信頼性と妥当性を確立し,論文の中で示した実験手法などを再現できるように客観的に書く必要がある(Cohen, 1994)。これらを明示するのがメソッド(Method)と呼ばれる研究計画や研究手法を記載する章である。査読者は、この章を精査し、研究手法が明確で、適切に結果を導きだしているか判断し採択を決める(中谷, 2016)。しかしながらSwales(2004)が指摘しているように、これまでMethodの適切な書き方に関する論文は多くない。また、規模の大きなコーパスに基づき、信頼性の高い手法で特徴的な語彙やクラスター表現を分析した研究は少ない。特に、経済学の国際的論文のコーパスデータに基づくMethodの検証はほとんどない(中谷, 2020)。
本論はこの点に注目して、インパクトファクターの高い以下の4つの学術雑誌から37本の論文を集め、約65万語のEJC (Economics Journal Corpus)を構築した。American Economic Review、Econometrica、Quarterly Journal of Economics、International Economicである。今回は、EJCの中からMethodの章を抽出しコーパスを構築し、論文の他の章であるIntroduction, Result, Discussion の章のコーパスと比較検証した。AntConk Windows (3.5.8) を活用し2つのコーパスのKeyword 分析を行った。結果としてMethodにおける名詞や動詞の特徴語やクラスター表現を抽出できた。さらに、これらを活用したMove の構成が明らかになった。
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This looks to be a very interesting paper. I hope you enjoy the conference! – Organizing committee