Paper 005: ムーブと形容詞の振る舞いから見た航空会社プロフィールのディスコース分析 仁科恭徳(神戸学院大学、日本) Keywords: ディスコース分析、形容詞、ムーブ Abstract 本発表では、タグ付けしたDIYコーパスを用いて量・質の観点から航空会社のプロフィールを分析した結果を報告する。特に、当該プロフィールのムーブ(構造)と形容詞の振る舞いに焦点を置き、各航空会社が属している3つのアライアンス(スターアライアンス、ワンワールド、スカイチーム)間での量的・質的な違いや、航空会社プロフィール全般に通底している共通性に関して調査した結果を発表する。 ムーブに関しては、ムーブの種類、各ムーブの重要性、典型的なムーブ構造に関して検証する。形容詞の振る舞いに関しては、形容詞+名詞の連辞的結合(colligation)やbest+AWARDといった優先的意味選択(semantic preference)に注目して分析を進める。 ビジネス・コミュニティーにおいて、プロフィールは代表的なジャンルの一つである。よって、このジャンルにおいて共有され慣習化された言語実態を暴くことで、ビジネス・コミュニティーに通底している知識や文化の理解を深めるだけでなく、English for Business Purposes(ビジネスに特化した英語(教育))における教材開発やシラバスデザインの元資料としても有効に活用することができる。 本研究におけるリサーチ・クエスションは以下のとおりである。 1. コーパス・データに基づく各種プロフィールの基本的な異なり 2. 当該プロフィールで使用されているムーブの特定(種類と数) 3. 当該プロフィールにおける各ムーブの必要性の数値化 4. 当該プロフィールにおける典型的なムーブ構造の解明 5. アライアンス間における形容詞の振る舞いの類似性と相違性…
Paper 004: 大学生を対象とする英語スピーキングテストの回答音声に基づくコーパス構築 神澤克徳(京都工芸繊維大学)、小林雄一郎(日本大学)、田中悠介(京都大学) Keywords: コーパス構築、学習者話し言葉コーパス、英語スピーキングテスト、大学生 Abstract 本発表の目的は、発表者らが現在構築中のコーパスであるKIT Speaking Test Corpusの概要を述べ、それを使用した分析例を紹介することである。KIT Speaking Test Corpusは、京都工芸繊維大学で1年次生全員を対象に実施した英語スピーキングテスト (KIT Speaking Test) の回答音声を書き起こしたものである。書き起こしの対象となる回答音声は74時間16分(1名あたり7分45秒×575名)である。書き起こしデータには「フィラー」や「自己訂正」など17種類のタグを挿入している。また、ヘッダー情報として、受験者の属性のほか、スピーキングテストのスコアや直近に受験したTOEICのスコアを付与している。このような仕様によって、学習者の習熟度(テストスコア)とパフォーマンスの関係、スピーキングテストのタスクが受験者のパフォーマンスに与える影響などの分析が可能となり、さまざまな角度から日本語を母語とする大学生の英語スピーキング能力の実情を解明することができると期待される。本発表では、4段階の習熟度別の産出語彙量、特徴的な語句を報告する。具体的には、3人称代名詞,副詞,時制,接続表現、前置詞句,that節などの発達パターンに注目する。また、フィラーや自己訂正の頻度と生起位置に注目することで、学習者が言いよどみやすい箇所に光を当てる。 Presentation video Supplementary Information None Q&A live…
Paper 003: Patterns Related To the Functions of Moves/Steps in the Introductions of Experimental Medical Research Articles: Combining Move Analysis and N-Grams Approach Tatsuya Ishii…
Paper 002: Learnability of English Verb-Particle Combinations and the Effect of Linguistically Motivated Instruction NEWBERY-PAYTON, Laurence (Tokyo University of Foreign Studies, Japan); FUKUDA, Sho (The…
Paper 001: A corpus stylistic comparison of speech presentation of 21st-century present-tense fiction and 20th-century past-tense fiction IKEO, Reiko (Senshu University, Japan); NAKAO, Masayuki (Tottori…